こんにちは、夫婦円満サポートをしている天理教百石分教会長の小向善幸です。
こんなこと感じたことありませんか?
オリジナルTシャツって自分で作れるの?
オンリーワンなTシャツを着たい人なら、誰もが一度は憧れるオリジナルTシャツですよね。
高校の文化祭や体育祭でクラスのオリジナルTシャツを作ったことはあっても、自分だけのデザイン作る機会ってまずないと思います。
そんなボクは高校時代は寮で生活していたので、クラスのオリジナルTシャツ以外にも寮の同級生や仲の良い仲間とオリジナルTシャツをよく作りました。
作っていたと言っても、当時は自分で制作していたのではなく、制作会社に依頼して作ってもらっていました。
やっぱり高いんですよね。
でも、どうしても自分で着たいデザインがあるから、なんとかして安く作れないかな?
それが自分でオリジナルTシャツ制作を始めたきっかけでした。
結論から言うと、自分で作れます。余裕で。
じゃあ自分で作ってみたい!
そんなあなたのために、わかりやすく制作工程をまとめてみます。
プリント方法|シルクスクリーンプリント
今回ご紹介する制作方法は「シルクスクリーンプリント」と呼ばれる印刷方法で、最もオーソドックスなものです。
お店で売られているTシャツやトレーナーなんかも、ほとんどがシルクスクリーンでプリントされています。
では早速、工程をみていきましょう。
シルクスクリーンてどんな方法?
細かな工程は後ほど紹介するとして、まずはシルクスクリーンプリントがどんなものなのかをザックリと紹介します。
シルクスクリーンとは
シルクスクリーンプリントに不可欠な「シルクスクリーン」を制作するわけですが、シルクスクリーンとは一体どんなものでしょう。
左側の画像がシルクスクリーンと呼ばれる版で、はんの透けている部分だけインクが通って印刷されます。
【TENカフェ】 オリジナルパーカーをプレゼントするためにシルクプリント初体験
この動画は、オリジナルデザインを友人にプレゼントするために、シルクプリント初心者がプリントの工程のみ体験した映像です。
製版はボクがやってます。
工程⑴|デザインを作る
まずはなんと言ってもデザインがなければ始まりません。
デザインはパソコン等で作るのが一般的だと思いますが、手書きでもぜんぜんオッケー。むしろ手書きの方が味が出ますよね。
ボクはまず手書きでテキトーに書いて、それをパソコンに取り込んでデータ化しています。
データ化が終わったら家庭用プリンターでOHP用紙に印刷します。
これでデザインは用意できました。
次にスクリーンを準備する工程に入ります。
工程⑵|スクリーンを作る
スクリーンと呼ばれる枠にメッシュシートを貼っていきます。
枠は、アルミフレームか木枠のどちらかになります。
どちらでも大丈夫ですが、やはりメリットデメリットがあります。
アルミフレームは丈夫で軽く歪みが生じにくいので(メリット)、プロは必ずと言って良いほど使用しています。ただ、高価です(デメリット)。
木枠は、ホームセンターなどで安く手軽に買えます(メリット)。ですが自分で組み立てる必要があったり、木の性質上歪みが生じやすくプリントに影響が出やすいと言われています(デメリット)。
自分の技術やお財布事情にあったフレームを用意しましょう。
フレームの貼り方はこちらのSVART ARTWORK OFF STYLEさんの動画が参考になります。
オリジナルTシャツを作ろう (自作シルクスクリーン)
工程⑶|スクリーンにデザインを焼き付ける
デザインとスクリーンの準備ができたら、スクリーンにデザインを焼き付けていきましょう。
この工程がシルクスクリーン印刷の1番の醍醐味と言えます。
次の三つの性質を利用して製版が行われます。
- 感光乳剤は紫外線に当たると硬化する
- 紫外線は黒を通さない
- 感光乳剤は水性
紫外線が当たる部分と当たらない部分をデザインの黒い部分で分けるのです。
つまり、デザインの黒い部分には紫外線が当たらないので、デザイン以外の部分は固まり、デザインの部分は水で洗うと落ちるのです。わかりますかね?笑
スクリーンに紫外線を当てる
では実際に紫外線に当てるわけですが、この工程で難しいのが露光時間、つまり紫外線を当てる時間の目安です。
感光乳剤の種類によっても若干の違いがあるし、紫外線の強さによっても時間を調整しなければなりません。
紫外線を当てる方法は二つです。
- 専用ライトを使う
- 屋外で太陽の光に当てる
どちらでも大丈夫です。まずはお試しでやってみようと言う方は太陽光でも十分かもしれません。
露光が終わったらスクリーンを水洗い
製版作業もいよいよ大詰め。
露光が終わったスクリーンを水洗いし、ちゃんとデザイン部分の感光乳剤が落ちているか丁寧に確認します。
特に細かなデザインの場合は、水洗いを焦るあまりデザインが崩れてしまうなんてこともあるので慎重に行います。
工程⑷|さあ、プリント!
ようやくスクリーンが完成しました。
好みのTシャツやパーカーなどを用意して、その上にシルクスクリーンを設置し、プリントしていきましょう!
そこまでやる自信ないわ。。。
そんなあなたのために、とても素敵なキッドがあるんですよ。
「Tシャツくん」と言うシルクプリント専用キットで、ボクも最初はTシャツくんから始めました。
何が良いかと言うと、シルクプリントに必要な道具が全て入っているところです。
特に露光機がついてこの金額はかなりコスパ高いです。
ボクは今は自分でスクリーンを用意してますが、露光は今もTシャツくんの露光機で行っています。
そして1番の特徴は、製版がめちゃめちゃ簡単にできちゃうところです。
最初から感光乳剤が塗布された専用メッシュを使うし、張るのもほぼワンタッチで完了しちゃいます。本当に楽チンです。
デザインさえ準備してしまえばすぐにプリント可能ですよ。
それすらも自信ない、と言うか時間ない
という方、一度ボクにご相談ください。
最初の動画でもご覧いただきましたが、製版だけボクがやってプリントは自分でやりたい!っていうケースにも対応してます。
なんなら、ボクの作業場に直接来てもらって一緒に製版するっていうのも全然可能です。
もちろんデザイン案から製版、プリントまでの前工程を依頼していただくこともできます。
プロではないのでハイクオリティではありませんが、少しでも安くオリジナルTシャツやグッズを作りたいという方にはオススメです。
是非一度お試しください。
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