「天理教ってどんな宗教?」「名前は知っているけれど、どんなことを大切にしているの?」
天理教の概要と、私たちが日々大切にしている「教え」をわかりやすくまとめました。
天理教が目指すのは、「陽気ぐらし」の世界。
そのヒントをのぞいてみましょう。
天理教の成り立ち
まずは、天理教の基本的な成り立ちを紹介します。
- 1838年(天保9年)、江戸時代の天保の大飢饉などが続く困難な時代に、教祖(おやさま)・中山みきによって始められました。
- 奈良県天理市に「教会本部」があります。ここは「ぢば」と呼ばれ、全人類のふるさととして親しまれています。
- 日本国内だけでなく、世界約80カ国に広まっており、人種や国境を越えて「陽気ぐらし」の輪が広がっています。
目的は「陽気ぐらし」の実現
天理教の教えをひとことで表すと、「陽気ぐらし(ようきぐらし)」を目指すことです。
- 陽気ぐらしとは?: 単に自分が楽しいだけでなく、周りの人と仲良くたすけ合い、親神様(おやがみさま)に生かされている喜びを感じながら、心豊かに暮らす状態を指します。
- 神様の願い: 私たちを創られた親神様は、人間が互いにたすけ合い、楽しんで暮らす姿を見て共に楽しみたいと願われています。
3つのキーワード
天理教の考え方を理解するうえで大切な、基本の教えを紹介します。
① かしもの・かりもの
私たちの体は自分のものではなく、神様からの「借り物」であり、神様から「貸されている」という考え方です。心だけが自分の自由に使えます。健康であることや、体が動くことへの感謝の気持ちがここから生まれます。
② 八つのほこり
心にある「わがまま」や「自分勝手な思い」を、放っておくと積もってしまう「ほこり」に例えています。
- (おしい、ほしい、にくい、かわい、うらみ、はらだち、よく、こうまん) これらを日々掃除するように、自分の心を見つめ直すことが大切だと説かれています。
③ ひのきしん
生かされている喜びを、具体的な行動で表すことを「ひのきしん」と呼びます。見返りを求めない奉仕活動や、身近な人への小さな親切も、立派な信仰の姿です。
どんな活動をしているの?
天理教の人たちは、日々の生活の中で以下のようなことを大切にしています。
- おつとめ: 朝夕、親神様に感謝を捧げ、世界の平和と人々の幸せを祈ります。
- 地域活動: 災害支援や献血、地域の清掃活動など、社会に貢献する活動も積極的に行っています。
- おぢばがえり: 奈良の天理市(ぢば)へ帰り、心をリフレッシュさせます。
まとめ:あなたの毎日を少し明るくするヒントに
天理教は、特別な修行をするためのものではなく、日常の捉え方を少し変えて、毎日を明るく過ごすための「心の道具」のようなものです。 「なんだか心が重いな」と感じたとき、天理教の「陽気ぐらし」の考え方が、あなたを支えるヒントになるかもしれません。
